diff -rcN latex2html-2002-2-1-org/README.patch-2002jp latex2html-2002-2-1-jp/README.patch-2002jp *** latex2html-2002-2-1-org/README.patch-2002jp Thu Jan 1 09:00:00 1970 --- latex2html-2002-2-1-jp/README.patch-2002jp Sun Jan 26 12:13:08 2003 *************** *** 0 **** --- 1,709 ---- + 竹の 01/26 2002 + --------------- + + latex2html-99.1 用の日本語化パッチ (武藤@Debian プロジェクト さ + ん作) を latex2html-2002-2-1 に当たるようにしたもの (日本語化パッ + チ jp2.0) を公開します。 + + + 1. introduction + --------------- + + latex2html の日本語化は 98.1, 99.1 用には武藤@Debian プロジェク + ト さんの作られた日本語化パッチがありますが、その後の版用のものは + ないようでしたので、その日本語化パッチを、現在の latex2html の最 + 新版である latex2html-2002-2-1 に当たるようにしました。 + + あまり新たな機能は付け加えてはおらず、単にパッチが当たるようにし + ただけです。よって、バージョン間の違いによる若干の不具合がある可 + 能性があります。 + + なお、latex2html-2002, 2002-1, 2002-2 などの版は、99.1 以来の正式 + リリース版で、99.2, 2K.1 版というのがありますが、これらはいずれも + alpha, beta リリースのみです。99.1 の頃よりインストールはかなり整 + 備され (configure base になった)、また、99.1 ではそのまま通らず、 + latex2html 用に修正が必要だった LaTeX のファイルがすんなり通るよ + うになっていたり、いくつかのパッケージが新たにサポートされたり、 + と間違いなく機能は上がっています。よって、このような暫定的なパッ + チでも意義はあると考え、公開することとしました。 + + パッチの置き場所、または latex2html に関する情報は以下をご覧くだ + さい。 + + http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html + + また、日本語化パッチ jp2.0 からは、nkf によるファイルの漢字コード + の変換をやめることにしました。EUC-JP の LaTeX 環境では EUC-JP の + HTML ファイルを、Shift-JIS の LaTeX 環境では Shift-JIS の HTML フ + ァイルを生成します。詳しくは 「2.4. 文字コード等に関する修正」、 + および上記 WWW ページをご覧ください。 + + 従来通り ISO-2022-JP の HTML ファイルを生成したい場合は、以前の版 + (jp1.X) のパッチをご利用ください (必要ならば、jp1.X も分岐して更 + 新していくかもしれません)。 + + + 2. インストール + --------------- + 2.1. 動作環境 + ------------- + + 基本的に 99.1 と同等の環境で動作します。本パッチを当てた後に作ら + れる、99.1 の日本語化パッチ用の武藤@Debian プロジェクト さんのド + キュメント README.patch-99.1jp をご覧ください。ただし、少し注意が + 必要です。 + + ・netpbm のバージョン + + latex2html が使用する netpbm というソフトには、古いもの + (netpbm-1-Mar-1994) と新しめのもの (netpbm-9.X,10.X) があります。 + 新しめの netpbm を使う場合、以下に注意してください。 + + 1) pnmtopng はその中に含まれているので、別にインストールする必要 + はない + 2) 新しめの netpbm は 9.12 以降のものを使わないと数式の画像が変に + なる + + 例えば FreeBSD の ports/package install では、FreeBSD のバージョ + ンによっては丁度 latex2html には都合の悪いバージョンの netpbm が + インストールされる場合もありますので注意してください。netpbm のバ + ージョンは例えば + + % pnmcrop -version + + とすれば確認できます。古いものは + + pnmcrop: Version: Netpbm 1 March 1994 + ... + + 新しいものは + + pnmcrop: Using libpbm from Netpbm Version: Netpbm 9.20 + ... + + のように表示されます。なるべく新しいもの、例えば netpbm-9.20 以降 + のものなどを使うことをお勧めします (cf.「3. 注意 [1]」) が、古い + netpbm (netpbm-1-Mar-1994) でも正常に動作します。 + + なお、都合の悪い版の netpbm を使おうとすると configure の時に警告 + が出ると思います。 + + ・Perl + + Perl は 5.00305 以上が必要ですが、jperl である必要はありません。 + + ・nkf + + 以前の日本語化パッチで必要であった nkf (漢字コード変換ツール) は + jp2.0 以降は不要です。ただし、逆に ISO-2022-JP の HTML を生成する + ことは出来ません。 + + + 2.2. 配付ファイルの入手 + ----------------------- + + latex2html-2002-2-1.tar.gz : latex2html-2002-2 本体 + l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz: 本パッチファイル + + を入手します。latex2html-2002-2-1.tar.gz は、各地の CTAN サイトに + あります。例えば国内では現在 (01/26 2003) 以下のサイトなどにあり + ます。 + + ftp.hipecs.hokudai.ac.jp/pub/TeX/CTAN/support/latex2html/ + ftp.riken.go.jp/pub/tex-archive/support/latex2html/ + + また、1. で紹介した WWW ページに置いてありますし、またはその WWW + ページでも紹介している最新版の置いてあるオリジナルサイト + + http://saftsack.fs.uni-bayreuth.de/~latex2ht/ + + などを参照してください。 + + + 2.3. 展開とパッチ当て + --------------------- + + % gunzip -c latex2html-2002-2-1.tar.gz | tar xf - + % gunzip l2h-2002-2-1+jp2.0.patch.gz + % cd latex2html-2002-2-1 + % patch -p1 < ../l2h-2002-2-1+jp2.0.patch + + + 2.4. 文字コード等に関する修正 + ----------------------------- + + 日本語化パッチ jp2.0 からは nkf を使って漢字コードの変換を行わな + くなりましたが、それに伴い使用している環境が Shift_JIS か EUC-JP + かを設定する必要があります。 + + styles/japanese.perl + + の最後のほうに + + #$charset = $CHARSET = 'Shift_JIS'; + $charset = $CHARSET = 'EUC-JP'; + + という行があります。EUC-JP の環境の場合はこのままで結構ですが、 + Shift_JIS の場合はこれを + + $charset = $CHARSET = 'Shift_JIS'; + #$charset = $CHARSET = 'EUC-JP'; + + と、コメント記号 '#' を付け換えてください。 + + + 後は latex2html-2002-2 付属のインストールドキュメント INSTALL に + したがってインストールすればいいのですが、一応インストール例を以 + 下に続けて書きます。 + + + 2.5. make + --------- + + 必要ならば prefs.pm を修正して、必要な外部ソフトにパスが通ってい + れば + + % ./configure --prefix=/usr/local + % make + + で OK です。prefix= の後ろはインストール先です。上のようにやると + /usr/local/bin, /usr/local/lib/latex2html にインストールされます + が、これらは変更できます。これらの詳しいこと、および configure の + 他のオプションについては ./configure --help を見てください。 + + なお、通常は --prefix=[prefix] とすると + + [prefix]/bin : 実行バイナリ + [prefix]/lib/latex2html : latex2html が必要とするファイル群 + + のようにインストールされるのですが、[prefix] のパスに 'l2h' や + 'latex2html' などの文字列が含まれていると (大文字でも) + + [prefix]/bin : 実行バイナリ + [prefix]/ : latex2html が必要とするファイル群 + + のようになるので注意が必要です。 + + + 2.6. install + ------------ + + root になって + + # make install + + で OK です。 + + + 2.7. wrapper script + ------------------- + + latex2html は、日本語環境と英語の環境が切替えられるのですが、残念 + ながらあまり簡単には (綺麗には) 切替えられません。詳しい話は + + http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html + 注意、その他 (07/17 2001) + http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html + 注意、その他 (04/30 2002) + + の辺りをご覧ください。そして、そこに書いてありますが、私のところ + ではその切替えを、wrapper script (csh のスクリプト) でごまかして + います。あまり綺麗な方法ではありませんが、その方法をここで紹介し + ます。 + + 注: 以前のパッチ l2h-2002+jp1.5.patch では、この wrapper script + は GIF/PNG の切り替えもやっていましたが、現在の latex2html では + それがちゃんとできますので、その機能は外しました。GIF/PNG の切 + り替えは、標準オプションの -image_type (gif/png) を使用してくだ + さい。 + + インストールは + + # ./mkwrapper [prefix] + + だけで OK です。wrapper script である [prefix]/bin/l2h と、2 種類 + の l2hconf.pm がインストールされます。[prefix] は configure の時 + に指定した物と同じ [prefix] を指定して下さい (必ず絶対パスで)。こ + の l2h を latex2html の代わりに使います。 + + l2h は、通常の latex2html のオプション以外に + + -en : 英語の HTML を作る (-english も同じ) + -ja : 日本語の HTML を作る (-jp, -japanese も同じ: default) + + の 2 種類のオプションを受け付けます。例えば + + % l2h -en hoge.tex + + で、英語 の HTML ができることになります。 + + なお、mkwrapper の中では、 + + [a] 日本語/英語, PNG/GIF 用の l2hconf.pm (2 種類) を作る + [b] wrapper script にパスを埋め込む + [c] wrapper script をインストール + [d] 作成したファイルの削除 + + をやっています。 + + + 3. 注意 + ------- + + いくつか注意を述べます。 + + + [1] GIF を使う場合、netpbm の GIF への変換プログラムは例の Unisys + のライセンスへの抵触の問題があります。それに触れずに GIF を使いた + い場合は netpbm の 9.20 以降のものを入れて、pstoimg の + + my $PPMTOGIF = '/usr/local/bin/netpbm/ppmtogif'; + + を + + my $PPMTOGIF = '/usr/local/bin/netpbm/ppmtogif -nolzw'; + + とする (-nolzw は netpbm 9.20 以降のみ使用可) といいでしょう。た + だし、画像ファイルのサイズが多少大きくなります。また、もしかする + と GIF のナビゲーションアイコンを LZW を利用しないものに変換する + 必要もあるのかもしれません (良くは知りません)。 + + % mkdir icons.gif + % mv icons/*.gif icons.gif + % foreach i ( icons.gif/*.gif ) + % giftopnm $i | ppmtogif -nolzw > icons/`basename $i` + % end + + もちろん PNG を使う方が無難だと思います。 + + + [2] パッチを当てた後に出来る styles/japanese.perl に、日本語用の + 設定が行われています。この中の sub japanese_titles には、例えば + styles/american.perl を見れば分かりますがまだ日本語用にはカスタマ + イズされていない項目がたくさんあります。この辺も好みによって書き + 換えて見るといいでしょう。例えば + + $next_name = "次へ"; + $up_name = "上へ"; + $prev_name = "前へ"; + + てな具合です。 + + + [3] root になれない場合は、個人のホームディレクトリにインストール + して使いたい、ということもあるでしょうが、その場合は configure の + ときに --with-texpath=[path] をつけて、適当なインストール先を指定 + するのを忘れないようにしてください。 + + そうでないと、latex2html 用のスタイルファイルが、システムの TeX + のディレクトリ (/usr/local/share/texmf/tex/latex/html など) にイ + ンストールされてしまいます。 + + + [4] 日本語 pLaTeX ではマクロの名前を日本語 (全角文字) にすること + もできますが、日本語名のマクロは latex2html はうまく処理してくれ + ないようです。半角のアルファベットのマクロ名に変えてください。 + + + [5] 現在の版の latex2html は、LaTeX2.09 も一応は通るように作られ + ていますが、LaTeX2.09 の形式のファイルに対しては色々不具合が起こ + ります。LaTeX2e に移行できるならそうした方がいいでしょう。LaTeX + 2.09 の LaTeX ファイルを HTML に変換する場合は、latex2html 97.1 + 以前のものを使わないといけないかもしれません。 + + + [6] 数式を画像化したファイルを作成するのに /tmp/l2hXXXX (XXXX は + プロセス番号) という作業ディレクトリが作られて、通常は作業終了後 + に消されるのですが、-debug オプションをつけて起動した場合にはその + ディレクトリは残ったままになるようです。知らずに何度も -debug オ + プションを実行していると /tmp を 使い尽くしてしまう可能性がありま + すので気をつけてください。(というか私がそうやってしまった (^^;) + + + [7] psfrag は現在の版ではおおむねうまくいくようです。ただし、端の + 方の文字を変換する際は、文字がはみ出て切れてしまうことがあります + ので注意して下さい。 + + + [8] \section, \caption に数式を入れる場合は注意が必要です。 + \caption では、\sin などが .aux ファイルで展開されて図番号が正し + く割り当てられないことがあります。その場合 \protect でその展開を + 抑制して + + \caption{$\protect\sin\theta$ のグラフ} + + のようにする必要があります。 + \section のタイトルはページ上部のリンク先のタイトルとして使われま + すが、数式部分は抜けてしまいます。よって、 + + \usepackage{html} + + として + + \section{\latexhtml{$\sin x$}{sin x} の微分} + + のようにするといいでしょう。 + + + [9] LaTeX では、位置を左寄せ、右寄せ、中央寄せにするときは、 + flushleft 環境、flushright 環境、center 環境を使うやり方と + \raggedright, \raggedleft, \centering の宣言を使うやり方がありま + すが、 宣言を使う方は LaTeX の出力と LaTeX2HTML の出力で異なる結 + 果になる場合があるようですので、宣言の方は使わないようにするのが + いいようです。 + + + [10] \includegraphics{} で画像ファイルを回転させるオプション + angle を使うと LaTeX2HTML ではその画像は表示されなくなります + (dvips の問題)。よって、元の画像を回転しておいて angle を使わない + ようにするか、または + + \usepackage{html} + + として + + \begin{figure}[h] + \latexhtml{\includegraphics[angle=270]{hoge.eps}}% + {\htmlimage{flip=r270}\includegraphics{hoge.eps}} + \end{figure} + + のようにする必要があります。なお、この \htmlimage{} を使う方法は + figure 環境内でないと効かないようです。 + + + [11] 奥村@松坂大 さんの jsarticle, jsbook スタイルにも対応しまし + た (by 高久さん)。 + + + [12] jbook, j-book スタイルにも対応しました (by 児玉さん)。 + + + [13] 通常のブラウザでは日本語と欧文アクセントを使った HTML 特殊文 + 字 (ö など) は同居できず表示されない場合があります (ブラウザ + によっては文字化けします)。そのため、日本語化パッチ version 1.4 + からは欧文アクセントはすべて画像化できるようにしました。ただし、 + 最近のブラウザはちゃんと同居することが出来るものもあるようですの + で、この機能は l2hconf.pm 内の変数で切り替えられます (version 1.6 + より)。 + + 元々の latex2html は + + ・欧文アクセントに対応した HTML 特殊文字があれば &#[num]; に変換 + する (charset に依存) + ・無い場合は $ACCENT_IMAGES (起動時オプション -accent_images) が + 設定してあれば画像に変換し、設定してなければアクセントを外す + (例えば \"{o} -> o という風に) + + という形になっていますが、charset が EUC-JP か Shift_JIS (日本語 + 化パッチを当てた場合の default) の場合、 + + ・$ACCENT_IMAGES (起動時オプション -accent_images) が設定してあれ + ば常に画像に変換し、設定してなければ常にアクセントを外す + + ということもできるようにしました。この機能を利用する場合は、 + l2hconf.pm (または .latex2html-init ファイル) で $UNUSEACCENT=1 + を定義してください。現在 (jp2.0) のデフォルトは $UNUSEACCENT=0、 + つまり元の latex2html の仕様に合わせてあります (なお jp1.6 では + $UNUSEACCENT=1 がデフォルトでした)。 + + アクセントを全て画像化する場合は、$UNUSEACCENT=1 として、 + + % latex2html -accent_images textrm hoge.tex + + のように実行して下さい (通常 textrm と指定するようです)。 + + 欧文のみからなる文書を、アクセントが HTML 特殊文字になるように + latex2html で変換したい場合 (つまり latex2html の元の挙動にしたい + 場合)、「2.6 wrapper script」で説明した wrapper script を使うのが + 便利で、コマンドラインオプション -en でできます。 + + なお、'i' または 'j' にアクセントを付ける場合、LaTeX では上の点を + 取ってからアクセントをつけることがありますが、その場合 LaTeX では + 例えば "\'\i" と書いても "\'{\i}" と書いても同じ物と解釈されます + が、残念ながら latex2html ではこれを別なものと解釈し、後者は + "\'i" とみなしてしまいます。よってその場合は前者を使用するように + して下さい。 + + また、latex2html では、LaTeX ではサポートされていない、丸が上に付 + くアクセント (Ex. オングストローム記号) もサポートされています。 + LaTeX で使う場合は、例えば u の上に丸を付ける場合は \accent23u の + のように書きます。しかし、これを \accent23{u} と書くと LaTeX では + アクセントにならず丸と u が左右に分かれます (latex2html ではどち + らも OK です)。 + + + [14] 例えば + + \newcommand{\mymacro}[1]{\mbox{\rm #1}} + + のようなマクロは latex2html ではうまく展開されないようです。場合 + によって + + \newcommand{\mymacro}[1]{{\rm #1}} + + のようにするといいかもしれません。また、'\@' で始まる名前のマクロ + や、\gdef などもうまく展開されない可能性があるようです。 + + + [15] tabbing 環境の変換は苦手のようで、tabular 環境に変えてくれ、 + というメッセージが出ます。実際に tabbing 環境を変換したものは、ず + れた形で表示されるようですので、tabular 環境で書き直した方が良い + ようです。 + + + [16] 2 重引用府 '"' を LaTeX で使う場合、「"a", ``a''」のような書 + き方がありますが (もちろん LaTeX での表示は異なりますが)、 + latex2html は、通常これらを 「"a", ``a''」のままにしか変換せず、 + 例えば 「"a", "a"」のようにはして。くれません + (日本語化パッチの問題ではなく、オリジナルの latex2html の仕様のよ + うです)。 + + + [17] LaTeX の書き方、のような文書を LaTeX で作る場合、「\begin」 + のような文字を出力するマクロを例えばむりやり + + \newcommand{\macroA}{\texttt{\symbol{"5C}begin}} + + のように書いてしまうとこれは latex2html では通りません。この場合 + やや裏技的ですが、例えば + + \newcommand{\macroA}{\latexhtml{\texttt{\symbol{"5C}begin}}% + {\verb+\begin+}} + + のようにするとうまくいくようです。通常 \verb はマクロ内ではうまく + 機能しませんが、この場合は LaTeX では \texttt{} の方 (\latexhtml + の第 1 引数の方) が展開されるので関係なく、また、latex2html では + 第 2 引数の方が解釈され、それが \verb 内なので \begin 自身が特殊 + な意味を持つ物と解釈されることもなくうまくいくようです。 + + + [18] latex2html が生成する各ページ上部のリンク先の文字列には + section 名が用いられますが、この名前の文字数は l2hconf.pm や + ~/.latex2html-init で定義されている + + $WORDS_IN_NAVIGATION_PANEL_TITLES (デフォルトでは 4) + + で決まりますが、これは単語数を数えているので 日本語のセクション名 + に対してはあまり意味がありません。しかし、この値はデフォルトでは + 4 と定義されていますが、セクション番号もそれにカウントされるので + 実際には単語数は 3 で切られてしまいます。例えば、数字と日本語の間 + などに半角の空白をはさんで + + \section{0 の 0 乗ってなあに} + + のようにしている場合は、見出し文字列が + + 1 0 の 0 + + とされてしまいます (1 はセクション番号)。これを避けるには、上記の + 変数の値を負の値にする (1000 と指定したことと同じことになる) か、 + あるいは LaTeX のファイルで空白の代わりに '~' を使って + + \section{0~の~0~乗ってなあに} + + とする、という手があります。これなら単語数は 1 と数えられますし、 + '~' はちゃんと空白に変換されます。 + + + [19] 画像ファイルに下線が残る、というのは latex2html と netpbm の + バージョンがうまく対応していない場合の典型的な症状なのですが、そ + れ以外にも起こる場合があるようです。その場合、l2hconf.pm の (また + は configure する前に prefs.pm の 220 行付近) DVIPSOPT の -Ppdf + を取り除いて -E だけにしてみてください。 + + + [20] LaTeX の文書で URL を書く場合、latex2html に用意されている + html.sty を利用して、そこに用意されている \htmladdtonormallink 等 + のマクロを利用すると便利です。その場合、'~' という記号は '\~{}' + などではなく、\textasciitilde を使います。 + + また、長い URL を書く場合は url.sty に用意されている \url を使う + と便利なようです。この中では '~' はそのまま書きます。ただしこの場 + 合は、latex2html で変換した HTML ファイルでは '~' は空白になって + しまいます。 + + + [21] 画像ファイル等を includegraphics を使って読み込んでいる場合 + + \includegraphics{./file.eps} + \includegraphics{./subdir/file.eps} + + のようにカレントディレクトリからの相対パスを "./" を入れて指定す + ると、latex2html が内部で呼び出す dvips によって 画像を生成すると + ころで失敗しますので、この場合は './' を取って + + \includegraphics{file.eps} + \includegraphics{subdir/file.eps} + + のようにするといいようです。 + + + [22] オリジナルの latex2html は CJK パッケージ (英語版の LaTeX2e + で中日韓の文書を書くためのパッケージ) に対応していましたが、以前 + の日本語化パッチ (jp1.X) は、CJK パッケージを用いた日本語文書には + 対応していませんでした。 + + 現在の日本語化パッチは nkf を使わなくなったので、CJK パッケージの + 日本語文書も大丈夫だと思います。 + + + [23] latex2html は数式等を画像化した部分の ALT 属性として、元の + LaTeX の数式表記を利用していますが、長い数式では + + ALT = "数式の頭の部分 ... 数式の最後の部分" + + のようにその一部を切り出して使用しており、その数式に日本語が含ま + れている場合、2 バイト文字を 1 バイト目と 2 バイト目の切れ目で切 + り離してしまって文字化けを起こしてしまうことがあります。 + + 今のところ適当な所にスペースを挟んでみるとか、取ってみるとか、表 + 現をかえてみる、といった回避策しか残念ながらわかっていません。 + + + その他の細かい情報、最新の情報などに関しては + + http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html + + の「注意、その他」をご覧下さい。 + + + 4. その他 + --------- + + 本パッチは無保証です。しかし色々な不具合は、対応できるものは行う + 予定ですので、不具合の報告、意見などは歓迎します。報告等は下記メ + ールアドレスへお願い致します。また、バグリポート等、各種情報は、 + 順次下記 WWW page に掲載する予定です。 + + e-mail: shige@iee.niit.ac.jp + WWW page: + http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html + + + 配付ライセンスは、武藤@Debian プロジェクト さんによる 99.1 用の + パッチ同様、オリジナルの LaTeX2HTML のライセンスに従うものとした + いと思います。 + + + latex2html 97.1 の頃より、武藤@Debian プロジェクト さんの日本語 + 化パッチをありがたく使わせて頂いています。また、色々な助言を頂い + たり、今回のパッチの公開にも快く応じて頂きました。この場を借りて + お礼申し上げます。どうもありがとうございました。 + + 高久 雅生 (masao@ulis.ac.jp) さんから、footnote の文字化けの修正 + と jsarticle, jsbook スタイルへの対応に関するパッチを頂きました。 + どうもありがとうございました。 + + 児玉@神戸高専 さんから j-article, j-report に対する不具合の報告 + と jbook, j-book, ascmac スタイルへの対応に関するパッチを頂きまし + た。どうもありがとうございました。 + + kawafuji@msk.minolta.co.jp さんから latex2html-2K.1beta の + revision に関する不具合の報告と自作のスタイルファイルに関する不具 + 合の報告を頂きました。どうもありがとうございました。 + + 山縣@ぶらっとホーム (yamagata@plathome.co.jp) さんから latex2html + -2002 に対する日本語化パッチの報告とその不具合に対するパッチ、Red + Hat Linux での日本語化パッチの採用の報告、Slackware Linux 用の日 + 本語パッケージに関する情報、 および latex2html-2002-2 に関する動 + 作の報告を頂きました。どうもありがとうございました。 + + Vine Linux の開発メンバーから、この日本語化パッチのサポートページ + にある Q and A の Q.2 に関して、Vine Linux の開発 tree に含まれ + る latex2html-2002 の rpm に関する情報を頂きました。どうもありが + とうございました。 + + 鈴見咲君高 (suzumizaki@excite.co.jp) さんから、日本語化パッチの + WWW ページの間違いや HTML 4.01 への対応に関する報告、HTML4 におけ + る文字コードの扱いに関する情報、ご自身で公開されている WWW ページ + に関する情報などを頂きました。 どうもありがとうございました。 + + 研究室の山岡薫さんとの共同作業で、latex2html の日本語化パッチと + CJK package との問題点に関する情報が得られました。 どうもありがと + うございました。 + + 今後、この日本語化パッチは、styles/japanese.perl 等の日本語専用フ + ァイル以外での修正をできるだけ少くして、最終的には latex2html の + オリジナル配布物にこの日本語対応が取り込まれるようにする方向で更 + 新していきたいと考えています。 + + + 5. 変更履歴 + ----------- + 01/26 2003 ver.2.0 + ・latex2html-2002-2-1 用に修正 + ・nkf の使用部分を削除 + ・$CHARSET を iso-2022-jp から EUC-JP (または Shift_JIS) に変更 + ・config/config.pl の TeX コマンド名の設定を prefs.pm へ移動 + ・versions/{html2_2,table}.pl の 'undefined' keyword への対処 + (l2h-2K2-2-1-undefined.patch の取り込み) + ・styles/j{article,book,report}.perl の b4paper,a4j,a5j,b4j,b5j + オプションへの対応 + ・%isolanguages から 'JA' を削除 ('EN' 固定) + ・$UNUSEACCENT のデフォルトを 0 に変更 + ・付属ドキュメントの上記に対する部分や注意 [13] の修正、[19], + [20],[21],[22],[23] の追加 + + 08/24 2002 ver.1.6 + ・latex2html-2002-2 (rev.1.70) 用に修正 + ・accent に関する修正 + ・wrapper script から GIF/PNG 切り替え部分を削除 + ・付属ドキュメントの上記の部分の修正と注意 [18] の追加 + + 04/06 2002 ver.1.5 + ・latex2html-2002 用に修正 + ・GIF/PNG, 日本語/英語 切り替え用の wrapper script の追加 + ・付属ドキュメントの上記に対応する部分や注意 [1],[13] の修正、 + [14] の削除と [14],[15],[16],[17] の追加 + + 01/14 2002 ver.1.4 + ・accent に関する修正とこのドキュメントの注意 [13] の修正 + + 01/13 2002 ver.1.3b + ・ascmac.perl の追加 (by 児玉さん) + + 01/08 2002 ver.1.3 + ・jbook,j-book の追加 (by 児玉さん) + ・このドキュメントに revision に関する注意と注意 [12],[13],[14] + を追加 + + 11/01 2001 ver.1.2c + ・j-article, j-report の不具合の対応 + + 10/30 2001 ver.1.2b + ・jsbook の不具合の対応 (by 高久さん) + + 10/30 2001 ver.1.2 + ・footnote の文字化けの fix (by 高久さん) + ・jsarticle, jsbook への対応 (by 高久さん) + ・このドキュメントの注意 [9] [10] [11] の追加 + + 09/25 2001 ver.1.1 + ・fleqn に関する部分の修正 + ・psfrag に関する部分の修正 + ・このドキュメントの注意 [1] の修正、[6],[7],[8] の追加 + + 07/03 2001 ver.1.0 + ・最初のバージョン + + + 6. 目次 + ------- + 1. introduction + 2. インストール + 2.1. 動作環境 + 2.2. 配付ファイルの入手 + 2.3. 展開とパッチ当て + 2.4. 文字コード等に関する修正 + 2.5. make + 2.6. install + 2.7. wrapper script + 3. 注意 + 4. その他 + 5. 変更履歴 + 6. 目次 + + +=================================================+ + 竹野茂治 〒945-1195 新潟工科大学 情報電子工学科 + shige@iee.niit.ac.jp TEL(&FAX): 0257-22-8161 + +=================================================+ diff -rcN latex2html-2002-2-1-org/README.patch-99.1jp latex2html-2002-2-1-jp/README.patch-99.1jp *** latex2html-2002-2-1-org/README.patch-99.1jp Thu Jan 1 09:00:00 1970 --- latex2html-2002-2-1-jp/README.patch-99.1jp Sat Jan 25 20:57:38 2003 *************** *** 0 **** --- 1,76 ---- + LaTeX2HTML JAパッチ + + 本パッチは、Nicos Drakos作のLaTeX2HTMLを日本語対応にするものです。 + 元のLaTeX2HTMLでも日本語はとおるのですが、いくらかの不具合が発生します。 + 本パッチはこれらの不具合を修正し、日本語環境特有の処理も行います。 + + 本パッチは無保証です。配布ライセンスはオリジナルのLaTeX2HTMLのライセンス + に従います。 + + Debian プロジェクト + 武藤 健志 + + [準備] + Perl:バージョン4.0以上。 + TeX:pLaTeXを想定しています。NTT jLaTeXでは試験していません。 + Ghostscript:日本語パッチの当てられているもの。 + dvips:日本語パッチの当てられているもの。dvi2psでは動作しません。 + netpbm:画像生成用のツール集。 + pnmtopng:PNGフォーマットファイル作成用のツール。GIFを使うときには、 + netpbmのノンフリー版や透明化のためのgiftransツールを代わりに用 + 意します。ただし、GIFフォーマットをWebページに使うのはUnisysと + の厄介なやり取りをする可能性があることを覚悟してください。 + + [設定] + Debianパッケージでは特に設定することなく使えます。 + + 手動でパッチを当てるときには、latex2html-99.1.tar.gz を展開して + latex2html/ディレクトリに入り、 + zcat (パッチのパス)/jlatex2html-99.1+3.0.dif.gz | patch -p1 + を実行してください。 + + ./install-test を実行して環境の設定を行います。 + + 続いて、latex2html や latex2html.config を修正します。 + + 1. latex2html と latex2html.config 双方にある $LATEX2HTMLDIR に、実際にこ + れらのファイルを置いているディレクトリパスを設定します。latex2html で + 指定すべきなのはこの箇所だけです。残りは latex2html.config で指定します。 + 2. $LATEX にはTeXコンパイラのコマンド名(パス名)を指定します。 + 3. $DVIPS にはdvipsのコマンド名(パス名)を指定します。 + 4. $ARTICLE には画像を生成するときのTeXのスタイル名を指定します。 + pLaTeXならばjarticle、jLaTeXならばj-articleになるでしょう。 + 5. $TONATIVE には、Perl内部で文字列を扱うときの文字エンコーディング + に変換する命令を指定します。内部でパイプ処理をするため、先頭に|が必 + 要です。標準ではnkfを使って日本語EUCエンコーディングに変換します。 + 6. $TOHTML には、生成するHTMLの文字エンコーディングに変換する命令を指定 + します。標準ではnkfを使ってJISエンコーディングに変換します。 + 7. $ICONSERVER にはアイコン画像を置くパスを指定します。 + 8. $HTML_VERSION には生成するHTMLのバージョンを指定します。4.0を指定する + と、スタイルシートに対応したHTMLを生成しますが、4.0に対応していないブラ + ウザだとかなり貧弱な表示になってしまうかもしれません。 + + dot.latex2html-init を ~/.latex2html-init としてコピーして、ユーザーごと + に独自の設定を付けることもできます。 + + styles/japanese.perl では、各タイトル文字の設定や日付けの設定を行なって + います。 + + [既知のバグ] + ・japanese.perlで手抜きをしているので、元号は平成しか対応してません。 + ・$ADDRESSを設定しても強制的にjapanese.perlで上書きされてしまいます。 + japanese.perlをlatex2html.configで読むのをもっと最初にすればいいんです + が、それだと元から大きく逸脱してしまうことになってしまうし…。 + + [変更履歴] + v 3.0 + ・変更履歴をつけ始めた :-)。 + ・Debianパッケージを作成。 + ・今後upstream authorに合流してもらえるように、パッチによるオリジナルソー + スの変更をなるべく少なくした。 + ・前バージョンにあった「物理的指定のフォント」機能は排除した。 + ・前バージョンで.jlatex2html-initやjlatex2html.configのように変更してい + た設定ファイルの名前は廃止し、オリジナルの名前のままにした。オリジナル + と本パッチ版が混在している環境では注意されたし。 + ・ascmac.sty用の設定をいくつか追加した。HTML 4.0モードではスタイルシート + を使って比較的良い見ばえになる。 diff -rcN latex2html-2002-2-1-org/dot.latex2html-init latex2html-2002-2-1-jp/dot.latex2html-init *** latex2html-2002-2-1-org/dot.latex2html-init Thu Nov 28 04:02:34 1996 --- latex2html-2002-2-1-jp/dot.latex2html-init Sat Jan 25 20:57:38 2003 *************** *** 72,78 **** $WORDS_IN_PAGE = 300; # Affects ONLY the way accents are processed ! $default_language = 'english'; # The value of this variable determines how many words to use in each # title that is added to the navigation panel (see below) --- 72,79 ---- $WORDS_IN_PAGE = 300; # Affects ONLY the way accents are processed ! #$default_language = 'english'; ! $default_language = 'japanese'; # The value of this variable determines how many words to use in each # title that is added to the navigation panel (see below) *************** *** 123,129 **** # to appear in a different language. Currently only "english" and "french" # is supported but it is very easy to add your own. See the example in the # file "latex2html.config" ! $TITLES_LANGUAGE = "english"; ### Navigation Panel ########################################################## # --- 124,131 ---- # to appear in a different language. Currently only "english" and "french" # is supported but it is very easy to add your own. See the example in the # file "latex2html.config" ! #$TITLES_LANGUAGE = "english"; ! $TITLES_LANGUAGE = "japanese"; ### Navigation Panel ########################################################## # diff -rcN latex2html-2002-2-1-org/l2h-wrapper-temp latex2html-2002-2-1-jp/l2h-wrapper-temp *** latex2html-2002-2-1-org/l2h-wrapper-temp Thu Jan 1 09:00:00 1970 --- latex2html-2002-2-1-jp/l2h-wrapper-temp Sat Jan 25 20:57:38 2003 *************** *** 0 **** --- 1,48 ---- + #!/bin/csh -f + # + # l2h English/Japanese wrapper script + # shige + # 07/17 2001 + # 01/15 2002 for quoted option included white spaces + # 08/24 2002 remove GIF/PNG + # + set mlang = "ja" + #set mimage = "gif" + + set arglist = "" + if ( $#argv < 1 ) goto run + start: + set i = "$argv[1]" + switch ( "$i" ) + case -ja: + case -jp: + case -japanese: + set mlang = "ja" + breaksw + case -en: + case -english: + set mlang = "en" + breaksw + # case -gif: + # set mimage = "gif" + # breaksw + # case -png: + # set mimage = "png" + # breaksw + default: + set tmplist = ( $i ) + if ( $#tmplist > 1 ) then + set arglist = ( $arglist "'"$i"'" ) + else + set arglist = ( $arglist $i ) + endif + breaksw + endsw + shift + if ( $#argv > 0 ) goto start + + #setenv L2HCONFIG LIBDIR/l2hconf_${mimage}_${mlang}.pm + setenv L2HCONFIG LIBDIR/l2hconf_${mlang}.pm + #eval BINDIR/latex2html.bin $arglist + run: + eval BINDIR/latex2html $arglist diff -rcN latex2html-2002-2-1-org/l2hconf.pin latex2html-2002-2-1-jp/l2hconf.pin *** latex2html-2002-2-1-org/l2hconf.pin Sun Jun 16 14:15:02 2002 --- latex2html-2002-2-1-jp/l2hconf.pin Sun Jan 26 12:19:02 2003 *************** *** 667,673 **** "enumerate:epic:fleqn:float:floatflt:fullpage:index:" . "inputenc:isolatin1:leqno:letter:llncs:makeidx:" . "multicol:psfig:report:shadow:shapepar:showidx:" . ! "slides:syntonly:sz:tabls:times:twoside:umlaut:umlaute"; # Latex2html usually does not include style files provided by --- 667,674 ---- "enumerate:epic:fleqn:float:floatflt:fullpage:index:" . "inputenc:isolatin1:leqno:letter:llncs:makeidx:" . "multicol:psfig:report:shadow:shapepar:showidx:" . ! "slides:syntonly:sz:tabls:times:twoside:umlaut:umlaute" . ! "jarticle:jreport:jslides:j-article:j-report"; # Latex2html usually does not include style files provided by *************** *** 760,766 **** # Affects ONLY the way accents are processed ! $default_language = 'english'; # The value of this variable determines how many words to use in each --- 761,768 ---- # Affects ONLY the way accents are processed ! #$default_language = 'english'; ! $default_language = 'japanese'; # The value of this variable determines how many words to use in each *************** *** 951,957 **** # (Make sure that you don't use a different default in your personal # configuration file) # ! $TITLES_LANGUAGE = "english"; # ... or use titles in a different language by adding a new subroutine --- 953,970 ---- # (Make sure that you don't use a different default in your personal # configuration file) # ! #$TITLES_LANGUAGE = "english"; ! $TITLES_LANGUAGE = "japanese"; ! ! ! # Accented characters are converted to one of the form &#nnn; in default, ! # but these are not displayed correctly by some (old) Japanese WWW browsers. ! # If you want to use the translation, set the following variable to 0. ! # Otherwise, such accent simbols are removed if option "-accent_images" ! # is not specified. ! # ! #$UNUSEACCENT = 1; ! $UNUSEACCENT = 0; # ... or use titles in a different language by adding a new subroutine *************** *** 967,972 **** --- 980,988 ---- # french style file, and for several other languages also, # or when you specify the language through the babel package. + if ( -f "$LATEX2HTMLSTYLES/$TITLES_LANGUAGE.perl") { + require("$LATEX2HTMLSTYLES/$TITLES_LANGUAGE.perl"); + } ### Verbosity ################################################################# # diff -rcN latex2html-2002-2-1-org/latex2html.pin latex2html-2002-2-1-jp/latex2html.pin *** latex2html-2002-2-1-org/latex2html.pin Fri Aug 23 14:15:01 2002 --- latex2html-2002-2-1-jp/latex2html.pin Sun Jan 26 12:56:04 2003 *************** *** 1,5 **** --- 1,7 ---- #- -*- perl -*- # + # jLaTeX2HTML version 1.99+3.0 1999/9/15 + # jLaTeX2HTML version 2.0 2003/01/25 shige # $Id: latex2html.pin,v 1.70 2002/08/22 15:14:08 RRM Exp $ # # Comprises patches and revisions by various authors: *************** *** 9,14 **** --- 11,23 ---- # # LaTeX2HTML by Nikos Drakos + # Japanese Patched: + # jLaTeX2HTML by Kenshi Muto + # jLaTeX2HTML copyright follows LaTeX2HTML copyright. + + # modified for latex2html-{2K.1beta,2002} by shige + # Shigeharu TAKENO + # **************************************************************** # LaTeX To HTML Translation ************************************** # **************************************************************** *************** *** 145,157 **** --- 154,173 ---- #$TPATCHLEVEL = " release"; #$RELDATE = "(March 30, 1999)"; #$TEX2HTMLV_SHORT = $TVERSION . $TPATCHLEVEL; + $JVERSION = "JA patch-2.0"; $TEX2HTMLV_SHORT = $RELEASE; + $JTEX2HTMLV_SHORT = "$RELEASE $JVERSION"; $TEX2HTMLVERSION = "$TEX2HTMLV_SHORT ($REVISION)"; + $JTEX2HTMLVERSION = "$TEX2HTMLV_SHORT ($REVISION) $JVERSION"; $TEX2HTMLADDRESS = "http://www.latex2html.org/"; + #$JTEX2HTMLADDRESS = "http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/software/latex2html/"; + $JTEX2HTMLADDRESS = "http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/TeX/latex2html/ltx2html.html"; $AUTHORADDRESS = "http://cbl.leeds.ac.uk/nikos/personal.html"; #$AUTHORADDRESS2 = "http://www-math.mpce.mq.edu.au/%7Eross/"; $AUTHORADDRESS2 = "http://www.maths.mq.edu.au/~ross/"; + $JAUTHORADDRESS = "http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/"; + $JAUTHORADDRESS2 = "http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/"; # Set $HOME to what the system considers the home directory $HOME = L2hos->home(); *************** *** 7120,7126 **** } join("\n", (($DOCTYPE)? $DTDcomment : '' ) ! ,"