Properties クラスは
人間が読みやすい形式でファイル{への保存/からの読み込み}ができる
簡易なプロパティデータベースを提供します。
プロパティとは、
アプリケーションがリソースとして用いるための
キー文字列から値への対応です。
プロパティの値として用いるオブジェクト val について eval(val.inspect) == val が成り立たたないと、
保存した後読み込むことができなくなってしまうので、
自分が定義したクラスを値に使う場合は
適切なinspectメソッドを実装して下さい。
使用例:
default = Properties.new
default.load('test.default')
prop = Properties.new(default)
prop.load('dot.testrc')
print("dict_file = "); p(prop['dict_file'])
new([default])
self[key[, default]]
getProperty(key[, default])
nil を返します。
(詳細:
指定された key をもつプロパティを、
この Properties から探します。
その key がこの Properties になければ、
デフォルトの Properties 、さらにそのデフォルトを
繰り返し調べます。
それでも指定されたプロパティが見つからないとき、
デフォルト値 default が指定されていれば
これを返します。指定されていなければ nil を返します。)
self[key]=val
setProperty(key, val)
nil を返します。
load(file)
String の時はファイルから IO のときはストリームから、プロパティを読み込みます。
save(file)
String の時はファイルへ IO のときはストリームへ、プロパティを書き込みます。
default
default=default_prop
list(port)
dump(port)
Generated at Mon Mar 08 17:05:41 JST 1999 by rubyapi2